「うわぁ…っ」
校庭には中学と高校の生徒、保護者、それに他校の人まで大勢いる。
雅月って、生徒数多いなぁ…!
「わっ、結構眩しーね。日焼けしそう…。七海ちゃん、日焼け止め塗ってきた?」
「…あっ。私、あんまり塗らないんだ。一応スプレーはしてきたんだけど…ていうか」
ぐるりと見回してみて、思ったことが…。
「なんか、他校の人多くない…?」
「そりゃあね!!」
キラッとウィンクする梨々ちゃん。
「なんたって、雅月だよ!イケメン多くて美人も多いんだから。ここぞとばかりに他校の人が集まって来てるのよ!」
イ、イケメン…?美人……?
「特に皐月昴は他校にまでファンクラブメンバーがいる人気ぶり。ほら、あそこよ」
指さされた方を見ると、女子女子女子!のかたまり。
みんながキャーキャーと騒いでいて中は見えないけどもしかして中心にいるのって、皐月くん!?
「こ、これは…」
いつも囲まれてるけど、今回は他校女子、社会人の若いお姉さん、小学生くらいの子まで幅広い。

