彼の溺愛は甘い罠 ✎ღ 番外編追加



「うわぁ…っ」



 校庭には中学と高校の生徒、保護者、それに他校の人まで大勢いる。


 雅月って、生徒数多いなぁ…!


「わっ、結構眩しーね。日焼けしそう…。七海ちゃん、日焼け止め塗ってきた?」


「…あっ。私、あんまり塗らないんだ。一応スプレーはしてきたんだけど…ていうか」


 ぐるりと見回してみて、思ったことが…。


「なんか、他校の人多くない…?」



「そりゃあね!!」



 キラッとウィンクする梨々ちゃん。



「なんたって、雅月だよ!イケメン多くて美人も多いんだから。ここぞとばかりに他校の人が集まって来てるのよ!」


 イ、イケメン…?美人……?


「特に皐月昴は他校にまでファンクラブメンバーがいる人気ぶり。ほら、あそこよ」


 指さされた方を見ると、女子女子女子!のかたまり。

 みんながキャーキャーと騒いでいて中は見えないけどもしかして中心にいるのって、皐月くん!?


「こ、これは…」


 いつも囲まれてるけど、今回は他校女子、社会人の若いお姉さん、小学生くらいの子まで幅広い。