「はいHRは終了ー、15分後にはみんな校庭に出るように」
いつのまにかHRは終わってて再び教室が騒がしくなる。
「…皐月昴も、大変だねぇ。あんなに女子に好かれてさ」
しみじみと頷く梨々ちゃんも実は相当モテるよね。
私、梨々ちゃんが告白されてるところ3回は見たよ。
「……そ、そうだね。だって皐月くん、かっこいいもんね…」
私も共感すると、梨々ちゃんが驚いたように目を見開いた。
「え!か、かっこいいって…。まさか七海ちゃん…!?」
「あ、ううんっ、そういう意味じゃなくて…皐月くんってやっぱり誰から見てもかっこいいよねって」
「当たり前じゃーん。ヒロくんというイケメン彼氏がいる私から見てもスゴイかっこいいと思うよ」
「そ、そっか…」
なんだか皐月くんがだんだんと遠くの人のように思えてくる。
「でもでも、ウチの高校のイケメンは他にもいるわよおっ!例えば〜、生徒会長の藤寺センパイとか!」
………ドキッ。
ふ、藤寺先輩っ…。

