それとも、一緒に叫んでたりして。
思わず想像してクスッと笑ってしまう。
「七海ちゃ〜ん?どしたの、急に1人でニヤニヤして。なんか面白いことあった?」
「え…っ」
ウソ、私そんな顔緩んでた?
頬に両手を当てても自分では分からない。
でも、なんだか皐月くんのことを考えてると…って。
…私、いつの間にそんなに皐月くんのことを考えるようになったんだろう。
「えーじゃあ代表リレーの件だが。
皐月、日向」
手に持っている資料をパラパラとめくりながら先生が名前を呼ぶ。
「お前たち2人は1番最後の種目だからな。係の仕事を授けよう」
「…えっ?」
係の、仕事?
…えええぇえ〜〜っ!?
何事かと思えば、女子たちのブーイング。
先生〜っ、それって皐月くんと一緒に応
援出来ないってことですかぁ?
ええっ、酷い!そんなの日向さんだけず
るいじゃない!
「…な、なんだなんだぁ〜?」
先生も困惑しているみたい。

