彼の溺愛は甘い罠 ✎ღ 番外編追加


「でも来てくれるんでしょ?いいじゃん。私のお兄ちゃんも午後から来るって言ってたし、大学の課題かなんかあるんじゃないかなー?」


「そうかなー。ならいいんだけど…」


 最近わかったことなんだけど、梨々ちゃんは結構心配性みたい。

 そういうところも可愛いと思う。


 今更だけど梨々ちゃんってホント女子力のかたまりだよね。

 それに比べて、私ときたら…。

 …あはは。


「七海ちゃんは体調大丈夫そう?」

「うん。もちろんだよ」

「重大な役目を任されてるもんね。代表リレー、頑張ってねっ!」


 ポンポンと肩を叩かれる。

 代表リレーってこの間まで忘れてたんだよね…実は。


 頑張んないとな…。



 初めての高校の体育祭は楽しみだけど、不安かも。


 あんなことがあった後だし…。


 それでも梨々ちゃんやお兄ちゃんのおかげで来たいと思えるようになって自分でもホッとしている。