彼の溺愛は甘い罠 ✎ღ 番外編追加




 でも、もし皐月くんがSNS上にアップされた写真を見て私だって気付いたら…。



 さああああっ…と血の気が引いていく。



 それは、絶対、ダメ!


「…うーん、どうしよう……皐月くん、私の顔を見て驚いてたし…。で、でも可愛いって…」



———可愛いすぎてビックリした。



 分かってるけど。お世辞だって、本当は可愛くないって知ってるけどっ!


 ……でも、あれはちょっと嬉しかったし、ドキッてした…。



「どうしよ…私今、絶対まっかだ…っ」


 だっ、だって!

 皐月くんが…顔は全然見えなかったけど、可愛いなんて言うから…。

 嬉しかったのは事実だけどコレは別問題だからね!



 

—————キャア〜〜ッ!!!!




 
 なな何!?


 振り返ると、駅に置いてきた(?)皐月くんがもうすぐ後ろで歩いてる。


 皐月くん、早っ!?



 それに丁度登校してきた女子生徒がキャアキャア言って周りに群がっている。


 
 ……今日も、大変そうだなぁ…。