彼の溺愛は甘い罠 ✎ღ 番外編追加

「今日、日向くんとお母様に来ていただいたのには訳があってね」

にこり、と校長先生は笑う。

多分30代の若い先生なのに、何というか、子供っぽいというか…。

 そう考えていると、校長先生は何かの書類をバサっと目の前の机に広げた。

「?」

何、コレ…。


「雅月高校、案内パンフレット…?」