彼の溺愛は甘い罠 ✎ღ 番外編追加






 というわけで。


『ええっ!?七海ちゃん代表リレー!?』

「そうなのー…」


 昼休み。今日は朝作ってきたお弁当。やっぱりフードコートとかだと栄養バランスが難しいからね。


 誰もいない屋上でひとり、片手に弁当片手にスマホで梨々ちゃんと通話中。


『すごいよ、七海ちゃん!私全力で応援するからねっ』


 梨々ちゃんは、お母さんとの問題は終わったらしい。

 結構なハイテンションで電話がかかってきた。


 とりあえず、そこは一安心。


「ちなみに梨々ちゃんは100m走だよ」

『おー無難でオッケー』

 …えー。


『それより、今日は来れなくてごめんね。月曜日は絶対行くから』


「ううん。大丈夫だよ。あとね、今日の授業のノート梨々ちゃんの分写したんだけど…」


『えっ、ホント!?ありがと、七海!チョー嬉しい!』


「…よかった」


『あっ、ヒロくんが呼んでる!じゃね〜七海ちゃん』

「うん、また月曜日」