インテリ眼鏡さんと伴って・・
その後ろ姿が離れていく・・・。


何も言い返せないまま・・・

お母さんの墓前で捨ててきたはずの涙が・・溜まって落ち・・・


「・・・!!!」


え・・・・・・・・?





「ちょっと!!!!」


「キャッ!何するんですか!?」
「お、おい君!なんだ!?」


「なによあの言い方!!
キョウコに謝れ!!」


「はぁ?」


「“ダサいアイドル”ってなによ・・。
私の大事な仲間を侮辱するなよ!!」





「ウハハ、ゴリよ、止めてこい。」

「まったく・・!
おい、ゴ!!やめなさい!!!」





目に溜まった涙がこぼれ落ちそうになったけど・・

カンナに掴みかかって、
インテリ眼鏡さんに引き離された・・


ゴリさんが平謝りしている間も、
一歩も退かずにカンナと対峙して、

私とfi☆veを擁護してくれた、
ゴさんのおかげで・・


こぼれ落ちそうになった涙が、
地面に落ちる事は無かった。