警備員さんの後ろには、
眼鏡をかけてビシッと高級そうなスーツを来た年配の男性が立っていた。
あのインテリな雰囲気の人が、
イッセイのファンなのかな・・?
ゴリさんがそこに近寄ると、
なにやら名刺を渡された後に、
コショコショ話をし始めた。
「・・・・・・・分かりました。
すぐに行きますのでお待ち下さい。」
「よろしくお願いします。なにぶん次のスケジュールが詰まってますので。」
インテリ眼鏡さんが出て行った後、
ゴリさんがイッセイを見た。
「ウハハ、誰だった?」
「聞いた事ない名前だが有名人らしい。」
「あ?なんだ芸能関係者か?」
「この名刺見る限り個人事務所のようだがな。
とにかくお前と一緒に写真撮りたいって言ってきてるから来てくれ。」
「ウハハ。ファンは大事にしねぇとなぁ。
おいお前ら、ついでにfi☆veの事も宣伝してやるからついて来い。」
「「「「「「「はい。」」」」」」」
イッセイ、ゴリさん、リーダーに続く形で、
私達も楽屋を出て、外で待つイッセイファンの人のところに・・・・・・・・・・



