鳴り響け、復活のソナタ




アイドル  三井 キョウコ
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「ウハハ!まぁ待て諸君。
今日の主役は俺じゃねぇ。

諸君・・俺が作ったアイドルを知ってるか!!!?」



「「「「「「「「「「「うぉぉぉ
ぉおお!!!!」」」」」」」」」」


「ウハハ!名前を叫んでくれ!!
俺と一緒に呼んでくれ!!」


「「「「「「「「「「「ファイブスター!ファイブスター!

ファイブスター!ファイブスター!」」」」」」」」」」」」


「それじゃあ登場してもらおうじゃねぇか?最後まで楽しんでいってくれ諸君!!!」




[盆栽鋭くなって]の前奏と共に、
イッセイが袖にはけて、

入れ替わる形でレギュラーメンバーの皆さんが勢いよく飛び出す。


私はゴリさんの横で・・

この臨場感を伝えようと、プロのカメラマンのように動き回るその傍でサポートをしていた。


ラウンジで食事をしていた人、
今から出国する人、
ちょうど帰国してきた人、

15分前の告知にも関わらず来てくれたファンの皆さん。


滅多に人前には姿を現わさない生fi☆veを一目見ようと、たくさんの人がごった返していた。