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「え~っと・・こちらが河内先生。
今日から君たちのボイストレーナーをお願いしました。」
「「「「「「「・・・。」」」」」」」
私達の前に、思わず手を差し伸べたくなるお婆ちゃんがシルバーカーを掴んでいる。
この人が・・先生・・?
「え~っと・・・河内先生はイッセイと俺が通っていた高校で、
当時音楽の授業を教えてもらっていた先生です。
今は定年迎えてご隠居されてましたが、
イッセイの呼びかけに2つ返事で引き受けてくれました。」
「え~っと・・・こちらの島野先生はイッセイと俺が通っていた高校で、
当時体育を教えてもらっていた先生です。君たちのダンスの講師を務めてもらいます。」
「え~っと・・・こちらの後藤先生はイッセイと俺が通っていた高校で、
国語を教えてもらっていた先生です。
俺もイッセイも当時は全く面識ありませんでしたが、元 生徒からのお願いという事で、
君たちの曲の作詞を引き受けてくれました。」



