次に気が付いたのは、奏悟だった…
「兄さん…体が…」とピンポイントに透けた部分を指差す。
「ん?透けてんな。で?」
「で?じゃないでしょ。透けてんだよ?」
「いつも透けてんだろ?」
「後ろが見えんだよ!」奏悟の言葉で自分の不透明度がどの程度低いのか理解した。景都に言われた時はまるで気にしていなかったが、後ろが見えるのはよっぽどだ。
「大丈夫だよ。」俺が言うと、奏悟は不安な顔をより見せた。
「そう言って、母さんみたいに突然いなくなんないでよ。」そう言って奏悟は二階に上がって行く。景都といい奏悟といい二人には良く廊下で会う。俺は、それが謎で仕方ない。
ハッキリ言って奏悟言葉は気に留めない。それが俺のやり方だから…
「兄さん…体が…」とピンポイントに透けた部分を指差す。
「ん?透けてんな。で?」
「で?じゃないでしょ。透けてんだよ?」
「いつも透けてんだろ?」
「後ろが見えんだよ!」奏悟の言葉で自分の不透明度がどの程度低いのか理解した。景都に言われた時はまるで気にしていなかったが、後ろが見えるのはよっぽどだ。
「大丈夫だよ。」俺が言うと、奏悟は不安な顔をより見せた。
「そう言って、母さんみたいに突然いなくなんないでよ。」そう言って奏悟は二階に上がって行く。景都といい奏悟といい二人には良く廊下で会う。俺は、それが謎で仕方ない。
ハッキリ言って奏悟言葉は気に留めない。それが俺のやり方だから…


