はやく俺のモノになればいいのに



ベッドに私をそっと座らせると

隣に腰掛ける、ユキさん。


「モモが、まどかに会った日のこと。話していい?」


――――!


「あの日」


どうして今、あのときの話をするの。


あれは


私が人生でいちばん悲しかった夜でもあるのに。


「まどかは」


待って、ユキさん。

今だけはまどかさんの話、聞きたくないよ。


「俺にある報告をしに来たんだ」



…………?


「報告、ですか」
「なんだと思う」