「……本当に。覚悟。できてるんですか」
「できてる」
どうしてそんなまっすぐな目で、
「守るから。ずっと俺が。守ってく」
永遠を約束できちゃうんですか。
「モモを傷つけたあとに、こんなこというと。心底呆れられてしまうかもしれないけど。俺。嬉しくて」
――――え?
「もしもモモに赤ちゃん、できてたら。嬉しい」
「……っ」
「それが俺の独りよがりでなければいいなと願ってしまう」
産むなって、言わないんですか。
「俺とこれからも一緒にいてほしい」
私だって
「好きだよ。モモ」
――――私だって、ユキさんと同じ未来を思い描きたいよ。
「ユキさんがしたこと。すごく。自分勝手……だと。思います」
「違いないね」
「でも……私だって。すごくワガママなんです」
「それはどうして?」
「もし。私のお腹の中に、ユキさんの赤ちゃんがいたら」
「うん」
「無計画、ですけど」
「うん」
「いろんな人に。反対されちゃうかもしれませんが」
「うん」
「……っ、産みたい」
「俺も産んで欲しい」


