「ユキさんも歌ってくださいよ」 「パス」 「えぇ!?」 「喉かわいたでしょ。そんな動いたら」 「カロリー消費した感じします」 「だろうね」 ユキさんが、私の空になったグラスを持って立つ。 「い、一緒に行きます!」 飲み物をおかわりしに行って、部屋まで戻る。 そのときとなりを歩いていたのに先回りしてドアを開けちゃうところとか、ズルい。 同年代の男子はここまでしてくれないよねきっと!?