「モモに恋バナを期待するのが間違ってた」
諦めたように、実柑が前を向いて鞄から朝読書に使う文庫本を取り出した。
そんな実柑とは裏腹に、私の胸の鼓動は落ち着いてくれない。
昨日から、ずっとこうだ。
お兄さんのことを考えると気持ちが高まる。
これが恋だとは思わない。
あんな一瞬で誰かを好きになるなんて考えにくいから。
それでも、このドキドキの原因を、恋以外の理由で説明できないくらいには自分の気持ちがわからないでいた。
諦めたように、実柑が前を向いて鞄から朝読書に使う文庫本を取り出した。
そんな実柑とは裏腹に、私の胸の鼓動は落ち着いてくれない。
昨日から、ずっとこうだ。
お兄さんのことを考えると気持ちが高まる。
これが恋だとは思わない。
あんな一瞬で誰かを好きになるなんて考えにくいから。
それでも、このドキドキの原因を、恋以外の理由で説明できないくらいには自分の気持ちがわからないでいた。


