はやく俺のモノになればいいのに



優しく下唇を噛まれ、

ビクッと肩を震わせたら


指をからませ

手を、ギュッと、握ってくる。


信じられない


なんで私、こんなこと――……


唇を離したユキさんに

そっと、頭を撫でられた。


「戻ろっか」
「え?」
「教室」


繋がれた手をほどかれる。


「モモが先にいきなよ」