ちょっとチャラそうだから最初は苦手だったけど話してみたら案外いい人だったからそれなりに話すようになった。


ちなみにここでの私は大学2年生。


年齢を偽証している。


夜、遅いほどバイト代は上がるけど、未成年だと働かせて貰えない可能性があったから。


背が高いからか、バレる気配は全くない。





コンビニのバイトが終わると家に帰る。


今は午後10時。


この時間になってくると町には不良やらなんやらが集まってくるから何もせず一直線に家へ帰る。


この地域の治安はまあまあ。


昼間は大丈夫だけど、夜はうかつに家を出ない方がいい。


路地裏なんか絶対行かない。




やっと家に着いた。


なんやかんや10分くらいで家に着くから"やっと"なんて大袈裟かもしれないけど夜の道は内心怖いから長く感じる。


体感では30分くらい。


家につくと、冷蔵庫に入れてある夕食を取り出して食べた。


その後にカラコンを取ってお風呂に入る。


カラコンをつけているのは瞳の色があの父親と一緒だから。


私の本当の目の色はオレンジと赤でグラデーションされている。


ちなみに髪の毛は今は茶色だけど地毛は外国人のような金色だ。


いかにも日本人らしくない容貌は父方の曾祖母がイギリス人だかららしい。


何故か血が薄まらないのが不思議だが…。


寝る支度ができたのは午後11時30分。


そこから10分だけ勉強をするのが習慣だ。


それでは皆さん、おやすみなさい。