恭夏side
放課後。
「ここは食堂だよ。シェフの方が作ってくれるからここで出てくる料理はすごい美味しいの!」
「へぇ~…。」
今は深澤君に校舎案内をしている。
班メンバーだから。
悠は撮影で、瑠姫ちゃんは部活だ。
ちなみに瑠姫ちゃんの部活はテニス部だ。
私はたまたまバイトが休みだったので、案内することになった。
…会話が続かない。
少しは話してくれてもいいんじゃない?
そんなことを思いながら校舎案内を続けた。
…やっと終わった。
早く帰ろう。
気まずすぎて死にそう。
「じゃあね、深澤君」
「待って」
ん?
「なに?」
「送っていく」
え?
「いいよ!すぐそこだし」
正直言うとこれ以上一緒にいるのは気まずすぎる。
「いや、送っていく。もう遅いし」
遅いとは?
私、いつも10時までバイトしている人だよ?
「本当に大丈夫だよ!運転手さんも待っているでしょ?私はいいから早く行きなよ!」
あのセキュリティー面が低い家を見られるのはいやだし。
「俺、歩きだし。いいから送っていく」
これ以上、断ると印象悪いよね…。
ほんとはいやだけど…。
「じゃあお願いします。」
家見られないように近くになったらわかれよう。
「ん。じゃあ行こう」
放課後。
「ここは食堂だよ。シェフの方が作ってくれるからここで出てくる料理はすごい美味しいの!」
「へぇ~…。」
今は深澤君に校舎案内をしている。
班メンバーだから。
悠は撮影で、瑠姫ちゃんは部活だ。
ちなみに瑠姫ちゃんの部活はテニス部だ。
私はたまたまバイトが休みだったので、案内することになった。
…会話が続かない。
少しは話してくれてもいいんじゃない?
そんなことを思いながら校舎案内を続けた。
…やっと終わった。
早く帰ろう。
気まずすぎて死にそう。
「じゃあね、深澤君」
「待って」
ん?
「なに?」
「送っていく」
え?
「いいよ!すぐそこだし」
正直言うとこれ以上一緒にいるのは気まずすぎる。
「いや、送っていく。もう遅いし」
遅いとは?
私、いつも10時までバイトしている人だよ?
「本当に大丈夫だよ!運転手さんも待っているでしょ?私はいいから早く行きなよ!」
あのセキュリティー面が低い家を見られるのはいやだし。
「俺、歩きだし。いいから送っていく」
これ以上、断ると印象悪いよね…。
ほんとはいやだけど…。
「じゃあお願いします。」
家見られないように近くになったらわかれよう。
「ん。じゃあ行こう」
