短編小説集 (恋愛)














少し……彼の瞳が不安そうに揺れているのは。








「い、いいよ。書くよ」








そう言って背中に書こうとすると。








「そうやって誤魔化さないでください! 俺はせんぱ…若菜の口から聞きたいんです」