短編小説集 (恋愛)

声にも出していないのに伝わるわけがないが勝手に優越感に浸って喜んでいると。












「えっ、誰⁉︎」















「若菜先輩の幼なじみで、海(かい)先輩!」









「あーあの先輩もモテるよねー。お似合いー」










「やっぱ美男美女で結ばれるんだね」と付け足す女の声は俺には聞こえない。