口数の少ない俊樹だけど 優しい笑顔や 態度から 俊樹も 二人の時間を 喜んでいると 思えた。 いちゃいちゃ くっ付いて。 ベタベタ 私に 触れてくる俊樹。 それを 嬉しいと思う私に 私は 驚いていた。 私、そういうの 苦手だったはずなのに。 そういう人を 軽蔑していたはずなのに。 強がりだったのかな。 俊樹と ベタベタするの、すごく 好きだから。 そう言えば 海の夜も。 嫌じゃなかった。