好きな人に 抱かれて眠るって 最高! ふと 目を覚ますと 私は 俊樹の腕に 包まれている。 つけっ放しの エアコンのせいか 抱き合ったまま とっぷり毛布を掛けて。 窓の外は 微かに明るくて。 静かに眠る 俊樹を 見て。 私は リモコンに手を伸ばし そっと室温を 上げる。 『 ウーン。』と 少し動いた俊樹が 無意識に 私を 抱き寄せる。 キャー! 何、これ。 幸せ過ぎるんですけど。 私は 静かに 深呼吸をして もう一度 目を閉じた。