『ねぇ、○○。出てきてよ。ずっと一緒にいるでしょ?』




【うん。いるよ。気付いてたんだね。】




『…うん気付いてた。ねぇ、○○。声を探すってさ、どーゆうこと。ずっと気になってたんだよね。』




【……そのままの意味だよ。‘声’を探して欲しいの。私の‘声’】




『ずっとひっかかってるの。私は確かに声を探してる。けどその声は○○がいう‘声’とは違う気がする…』


 

【フフッ…乃亜ならわかるよ。きっと、乃亜なら…】




『なんで、私ならわかるの?他の皆んなじゃわからないの?』




【……。乃亜私の‘声’を探して。私の本当の‘声’。お願いね】フワッ




『あっ!ちょっと…‼︎』