優しい温もり【完結】

前に広がる星たち・・・フロントガラスという額に入れられ、より一層輝き出したみたいだ。

「うん、すごく綺麗。でも頼くんは何で知ってたの?」
隣にいる頼くんに一層ドキドキしている自分を誤魔化す為に聞いてみた。

「さっき出掛けたときにな・・・・あまりに綺麗だったから、一人で見るのが勿体無いと思ったから。街じゃここまで星は見れないからな。」


それはそうかも・・・・・。こんな星空初めて見た。