泡沫の記憶


30分近くたった

ずっと考えてて勉強に身が入らない



『気になる、なに?』



ノートに書いて咲田に見せた



下に書かれた文字が衝撃的だった



『さっき告白された』



頭が真っ白になった



返事に困った



瀬倉の顔が浮かんだ



『よかったね』



とりあえず返した文字がソレだった


殴り書きになった



『どーしよー?』



両思いってことで、いんじゃん?



ズキン…



なんでオレに聞くの?



『つきあえば』



投げやりだった



咲田からの返事は、なかった



チラッと咲田を見た



自分のノートに視線を落としてた



なんか考えてるのかな



綺麗な横顔
まつげがカールしててかわいかった