泡沫の記憶


ずっと考えてた



「今日、いい日だったな
いい誕生日だった
ホントありがと、朱夏」



「うん…」



「朱夏、眠そうだね
疲れたでしょ
今日もいろいろ頑張ってたから」



眠くなんかないけど…



「オレも明日は仕事だから寝よっか…
おやすみ〜」



「おやすみ…」



オジサンは寝室に行った


行っちゃった



うん

いつもどおりだけど…



オジサンと一緒のクリスマスが終わっちゃう

オジサンと初めてのクリスマスが終わっちゃう

オジサンの誕生日が終わっちゃう



今日は一緒に寝ないんだ

昨日が特別だったのか…



オジサン

したかったかな…



私は?

私はどぉなのかな…