泡沫の記憶


「ねぇ…」



部屋に戻るとオジサンの声がした



「ねぇ…来てよ…」



オジサンは布団に包まってた



「…なに?」



顔を見られたくなくて

少し離れて返事した



「寒いから…来て…
もぉ少し、温めて…」



私はまた布団に入った



ドキ…

ドキ…

ドキ…



ずっと鳴ってる

私の胸