「寒くない…?」
「うん…」
オジサンの胸に抱かれて頷いた
温かい…オジサン
温かくて心地いい
「だよね…
キミは温かいよね…
…
オレ、寒いんだけど…」
オジサンは
セーターを脱いでᎢシャツ1枚で
私を抱きしめてくれてた
「あ…ごめんなさい」
「寝よっか…」
オジサンが私の布団に入った
え…
私の布団…
「寒いから早く来てよ!」
一緒に…?
私は泣きながら布団に入った
緊張よりも涙を止めるのに必死だった
「温めて…
キミのせいで寒くなった」
オジサンに言われて
オジサンの腕を触った
「…冷たい」
「だろ!
キミのせいだから
ちゃんと温めてよ」
「うん…」
オジサンを精一杯抱きしめた
「もっと近付かないと
布団からはみ出てるんじゃない?」
「うん…」
オジサンが私を抱き寄せてくれた
オジサンが近くなった
ドキドキする
抱きしめ返してくれたオジサンの腕は
精一杯抱きしめてる私の腕が
折れそうなくらい力強くて
なのに
優しかった
好きな人が
私を好きって言ってくれた



