泡沫の記憶


「あ、そーだ…
オジサンにクリスマスプレゼントあるんだ
いつもお世話になってるから…」



「なに?」



「開けてみて…」



「うん…」



オジサン喜んでくれるかな?



「セーター?
キミが編んでくれたの?」



「編めないよ!

この前、
おろしたてのスウェット泣いて汚したから…

じゃあ、来年は手編み頑張るね!
これから編めば
来年のクリスマスには間に合うかな…」



「ありがと
キミの好きな色だね
着てみてもいい?」



「うん
オジサンきっと似合うと思うんだ」



ベージュのセーターが
きっと似合うだろうな…って


喜ぶオジサンを想像して選んだんだ



「どお?」



「うん!似合うよ!」



肩幅が広い人ってニットがよく似合うんだよ



「ありがと」



来年

間に合うかな…



それより…