「車学どぉ?進んでんの?」
「うん!順調だよ!
教官に褒められた
予定通り卒業できそう」
朱夏がここに来て一週間
予定通りでもあと1ヶ月近くある
今のところ何もなく
「夏休みの課題もちゃんとしてんの?」
「うん、今日も午後からしたよ!
あ、わかんないとこあったんだ
京ちゃん、明日休み?
明日、教えて…」
京ちゃん、宿題教えて!
あの時…
「明日は…」
「やっぱり、いいや…
私、明日も車学だった」
断わる理由を考える前に
朱夏に断わられた
きっと朱夏も思い出した
あの夏のこと
「毎日ヤダなー」
「その為に来たんだろ
頑張れよ」
「京ちゃんとお出掛けしたいな」
「明日は…」
彼女と約束してた
ホントは彼女がいた
付き合って1年ぐらい
友達の紹介で付き合った
「明日は、ちょっと用ある」
「彼女とデート?」
「うん…
そんな感じ」
「京ちゃん、やっぱり彼女いたんだ
そっか…
…
会ってみたいな
今度連れてきてよ!」
「会ってどぉするの?」
「京ちゃんがどんな人好きなのか見てみたい」
朱夏、オレが相手しないと
ずっとひとりか…



