花火から、缶ビール片手に手すりに肘をかけている彼に視線を移す。プライベート感たっぷりの緩い雰囲気も素敵だ。
この旦那様相手に男性不信が再発していないか確かめたくなり、思いきって彼の身体に横から腕を回してみた。
……うん、大丈夫。むしろこのぬくもりと香りが落ち着く。
胸を撫で下ろす私に対し、突然抱きつかれた久夜さんは目をしばたたかせている。
「どうした? 珍しく甘えただな」
「ちょっと、触れたくなって」
正直に告白すると、彼は数秒固まったあと困り気味の笑みをふっとこぼす。
「君はいつの間にそんな煽り上手になったんだ」
そう言っておもむろに円形の小さなガーデンテーブルに缶を置き、私の頭を手で包み込むように支える。視界に映るのは久夜さんだけになり、唇が寄せられた。
彼とのキスはいつも極上に甘い。身体も悩みもすべて溶かされるくらいで、難しい問題はしばし頭の中から消えていく。
濃厚さが増してきて、彼の手がルームウェアの中にするりと侵入してくる。ところが、熱い吐息がこぼれると共に唇が離されると、すでに欲情を露わにしている彼がためらい始めた。
この旦那様相手に男性不信が再発していないか確かめたくなり、思いきって彼の身体に横から腕を回してみた。
……うん、大丈夫。むしろこのぬくもりと香りが落ち着く。
胸を撫で下ろす私に対し、突然抱きつかれた久夜さんは目をしばたたかせている。
「どうした? 珍しく甘えただな」
「ちょっと、触れたくなって」
正直に告白すると、彼は数秒固まったあと困り気味の笑みをふっとこぼす。
「君はいつの間にそんな煽り上手になったんだ」
そう言っておもむろに円形の小さなガーデンテーブルに缶を置き、私の頭を手で包み込むように支える。視界に映るのは久夜さんだけになり、唇が寄せられた。
彼とのキスはいつも極上に甘い。身体も悩みもすべて溶かされるくらいで、難しい問題はしばし頭の中から消えていく。
濃厚さが増してきて、彼の手がルームウェアの中にするりと侵入してくる。ところが、熱い吐息がこぼれると共に唇が離されると、すでに欲情を露わにしている彼がためらい始めた。



