シオリちゃんはすごく優しいんだ


ボクが筆箱忘れたら、エンピツ貸してくれたよ


折紙でボクが作り方が解らないと折ってくれたんだ


毎日接しているうちに“スキ”って気持ちが強くなってきた


そんなある日


いつものようにシオリちゃんがボクの所にやって来た


「ねぇ、マコト」


「なぁに?」