「流那ちゃん!!」
「はいっ!」
反射で返事をしてしまった。
「瑠唯ちゃんが僕たちのこと話てたって本当?良かった、めげずに話かけてて。これからもがんばろ。ところでさ、瑠唯ちゃんの好きな食べ物って何か知ってる?」
あぁ、夏休みが終わったらまた、うるさい紅郎くんの話を聞かなければならないのか。
...。
「ミルクプリン。...ミルクプリンが好きだよ」
「そっかぁ。ありがとう」
なぜか不気味な笑みを見せられた。
「もうそろそろいいかな。人の目が気になるんだけど」
美桜ちゃんが少し頬を赤らめながら言った。
周りを見るとジロジロと見ている人が沢山いた。
「もうそうそろいくか」
零音くんの声とともに私たちは遊園地へ足を進めた。


