AM10:01
「遅れてごめん」
初めて約束の時間に遅れた。
「全然待ってないよ。それにしてもめずらしいね」
「うん、楽しみすぎてなかなか眠れなかったんだ」
これはうそじゃない。
本当に1時間しか寝てなくて他はずっと今日のコーデを考えていた。
「この子が美桜ちゃんの友達?」
「うん、そうだよ」
「はじめまして。親友の刀野流那です」
わざと親友という言葉を強張した。
友達と親友は違うんだよ、紅郎くん。
「刀野?あっ、もしかして瑠唯ちゃんの妹?よろしくね流那ちゃん。僕は...「星守くんですよね、兄さんから聞いています」
そちらのお二人は、天月くんと羅堂くんですねよね」
苗字を言われた三人はポカンとしている。


