「てめーら、さっさと席つきやががれー」
いつの間にか俺の親父...
もとい安藤先生。
「よー、そこの4バカー、よくも昨日サボってくれたなー。罰として、次のテストで全て70点以上、合計で400点以上とれよ。できなかったら70点未満のか一番悪かった教科の追試。100点とるまでやらせっぞー。ちなみに5科でだからな。サブ教科はいれねーから。まっ、せーぜーがんばってー」
こいつ...
うざい。
そう思いながらも黙って席につく。
もちろん窓側の後ろだ。
「今日の休みは...刀野だけか」
刀野、俺の知らない奴だから俺のチームには入っていないだろう。
そういえば昨日のフマチの奴も知らない奴だったな。
もしかしたら、そいつが刀野か。
まあ、明日も頑張って来るか。


