「面白いものってなに?」
コトハがあたしの後ろからついて来て声をかける。
外はとてもいい天気で日差しが眩しかった。
「これから香澄と約束してるの」
「香澄と?」
コトハが驚いた声を上げる。
「いつ香澄と連絡先を交換したの?」
「あたしが香澄に音楽を聴かせた日だよ。香澄が早退するときに昇降口に先回りして待ってたの」
そう答えるとコトハは感心したように頷いた。
「そうだったんだ。全然気が付かなかった」
そのまま歩いているとファミレスが見えて来た。
大きなガラス窓の中へ視線を向けると猫背の香澄が青白い顔をして座っているのがわかった。
コトハがあたしの後ろからついて来て声をかける。
外はとてもいい天気で日差しが眩しかった。
「これから香澄と約束してるの」
「香澄と?」
コトハが驚いた声を上げる。
「いつ香澄と連絡先を交換したの?」
「あたしが香澄に音楽を聴かせた日だよ。香澄が早退するときに昇降口に先回りして待ってたの」
そう答えるとコトハは感心したように頷いた。
「そうだったんだ。全然気が付かなかった」
そのまま歩いているとファミレスが見えて来た。
大きなガラス窓の中へ視線を向けると猫背の香澄が青白い顔をして座っているのがわかった。