「優奈、今日倉庫来るか?」


「うん!」


「お前を覇王の姫として面子の奴らにも紹介したいんだけどいいか…?」


ちょっと不安そうな顔で私を見つめる迅。

ああ、愛されてるな。

迅の思いやりのある一つ一つの行動に優しさが滲み出ている。

私、迅の隣に居ていいんだって思わせてくれる

--私…迅にどんどん溺れてる…

そう気付くのに時間はかからなかった