私ははぁーとため息をついた。 でも、なんでかな。 美斗くんって何言っても受け止めてくれそうな…そんな感じがあるんだよね。 私のことは全部お見通しで、すぐ助けに来てくれて…そんなお兄さん的存在。 一緒にいてすごく安心するし、なにより不思議と懐かしい感じ。 年上だからかな?…いや、違う。 もっと何か、別の理由が…。 頭の中で考えを巡らせている… その時だった。