とだけ言うと、先輩は少し考え込んで。 「んー…よし、今日はすぐに仕事を終わらせるから一緒に帰ろう」 「え?」 「なにか悩み事があるなら、遊んでスッキリさせちゃおう?」 キラキラとした目でそう言う先輩は、もうその気でいた。 「いや、あの…」 「そうとなったら、あの件も済ませておかなきゃな…」