あんなに素敵なご両親で、いい環境の中過ごしてきたから芙羽梨もこんなに純粋で心優しい子に育ったんだと思う。 …そんな素敵な方たちに芙羽梨を任されたのだから、それを裏切るわけには絶対いかない。 なんとしてでも今日を乗り切らなければ。 「は、入っても大丈夫ですか…?」 「うん、いいよ」 「失礼しますっ…」 なぜかぺこりとお辞儀をしてから部屋に入る芙羽梨の後に続く。 「そこのソファに座って?色々持ってくるから。何飲みたい?」 「あ、ありがとうございます!えっと…何がありますか?」