詩音先輩の時々わからない言葉もスルー出来てしまうくらいには、その気持ちの方が強いんだ。 *** 「2名様ですね。お好きな席へどうぞ」 連れてこられるままたどり着いたのが、落ち着いたオシャレなカフェ。 レトロな雰囲気のある喫茶店みたいで、とても可愛らしい。 「あまりこういう店は来ることないから、新鮮でいいよね」 「はい…すごく好きです、この雰囲気」 2人がけの海が見える席に座ると、よりここが素敵な場所に感じる。 「それは良かった。これ、メニューだよ。好きなの頼んで」