確かにドレスを着て、詩音先輩がタキシードを着て…そんな想像は何度もした。 だけど、それとこれとはちょっと違う。 …いつか、詩音先輩と結婚出来る日が来るのかな。 「冗談はこれくらいにして、行こうか。ちょっとしたカフェがあるんだけど…芙羽梨もきっと気にいると思う」 頭の中に結婚式を挙げている2人の姿が浮かんでいたから、慌てて消す。 「カフェ…!楽しみです!」 私が気に入ると思って、そこに連れていってくれるのかな…?なんて。 さっきのふざけた先輩とは全然違う、スマートな姿。