こうやって、私の家族と詩音先輩が同じテーブルでご飯を食べてるなんて、ちょと前じゃ考えれなかった。 詩音先輩が家族に歩み寄ってくれて、こうしてわざわざ家にまで来てくれて…。 今更だけど、詩音先輩がどこまでも優しく誠意のある人なのだと思わされた。 *** 「ご飯までご馳走になってしまってすみません。とても美味しかったです」 夕食を食べ終わり、少し談笑したあと詩音先輩が帰ることになった。 「いいんだ。詩音くんが良かったらまた来てくれ」 「はい。ありがとうございます」