…そう、だったんだ…。 たしかに、お父さんたちからしたら詩音先輩は見ず知らずの人だ。 会ったこともない人と自分の娘を…なんて、普通じゃ許されないことなのかもしれない。 「でも、君の真剣さが電話越しでも伝わったよ。何より…大事な一人娘が異性と二人きりで出かけるなんて初めてのことだったのに、あんなに楽しそうな顔で準備していたのを見たら何も言えなかった」 …お父さんは、やっぱりお父さんだ。 いつだって私のことを考えてくれていて、見守っていてくれる。 そんなお父さんが大好き。