いつも過ごしてるところだからそんなふうに思ったことは無いけど、先輩が喜んでくれてるのなら良かったかな? 「あ、ここに座ってください。えっと…」 何も言われなくとも詩音先輩のオーラが背中にビシビシ伝わってくる…。 「芙羽梨のアルバム、見せてくれるんでしょ?早く見たいな」 「うっ……」 ちょっと…いや、かなり恥ずかしいけど仕方ないよね。 本棚にある3冊のアルバムを取り出し、渋々詩音先輩の隣に座って開いた。