「全然構いませんよ。待たせていただきます」 「よかったわ。じゃあ、芙羽梨の部屋にでも行ってきたらどう?アルバムとかあるわよ?」 えっ…!?わ、私の部屋…!?アルバムって…。 「お、お母さんっ!まずはリビングに行ってもらうのが普通じゃ…」 そうだよ、なんで私の部屋に…。 別に嫌ではないけど、特に面白いものも何もないし掃除だってできていない。 「そう?でも、詩音くんも見たいわよね?幼稚園の頃から中学校まで全部揃ってるけど…」