これから私に黙って色々することはしないと約束してもらって、日にちとか時間とかを決めていったんだ。




そして今日に至る。




もうお父さんとお母さんが詩音先輩と話したことがあるとはいえ、どんなふうになるのか想像すらつかない…とても心配だ。




何故か私が緊張してしまいドキドキしていると、詩音先輩が私の手をぎゅっと握った。




「大丈夫。芙羽梨が心配することは何もないよ」




「っ…はい、ありがとうございます」




そうだ…めんどくさいはずなのに、詩音先輩は嫌な顔せず自分から来たいと言ってくれて…。