「…し、詩音先輩…ほんとにいいんですか?」
「うん。だって、ちゃんと顔を見て挨拶したいからね」
「う〜…わかりました。では、どうぞ…」
「お邪魔します」
あぁ…とうとうこの日が来ちゃった。
突然何事かと思ったかもしれないけど、今日は詩音先輩が私の家に挨拶に来る日。
事の発端は、私が詩音先輩に好きだと伝えて…正式に付き合うことになったあの日曜日のホテルでのこと。
『…えっと、つまり…詩音先輩が私の両親に許可をとって、こうして泊まることを決めた…っていうわけですか…?』
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…