なのに、今更なんでそんなことを…?? 「それは安心して?ちゃんと芙羽梨のご両親に許可とってるから」 「そ、んなことって……」 あるんですか?私、何も聞いてないよお母さん…。 「とにかく、その事はまた後で話そう。明日の10時にはチェックアウトするし、初めてのお泊まりなんだから。ね?」 有無を言わせない詩音先輩の笑顔が、やっぱり少し強引だと思わせる。 「…あ、それとも…お風呂一緒に入る?」 「さ、さすがにそれは無理です…!!えっと、私入ってきますねっ…!」